教員養成に特化した大学院!教職大学院とは何か?を紹介します!

大学や短大で教育課程を修了後、教員免許を取得し、教員になるのが一般的なイメージなので、大学院と教員を目指すというのはなかなか結びつきづらいものではないでしょうか?

しかしながら、実際には高度な教員の能力を育成したり、教員養成に特化した教職大学院があります。

この大学院の設置背景には、社会が高度なものになるにつれ、教育と教員の質も高める必要性がありました。

また、こうした専門性の高い大学院の出現により、一度社会に出て教育の重要性に気がついた人々にも教育への門戸が開いたといえるでしょう。

今回はそういったより高度な教員能力を培うための大学院を詳しく解説していきたいと思います。

教職大学院の設置過程

欧米の諸国家では大学院の過程の一つである修士課程を修了した卒業者が教員となるのが一般的ですが、日本では大学で取得できる一種免許や短大で取得できる二種免許を所持していれば教員への道を開くことが出来ます。

しかしながらこれでは、海外と比較すると日本の教員の指導力は不足されているとされ、高度化した社会に対応する教育の質を高めることと、その教育を授けるための教員を養成するということが課題となりました。

そこで、従来より専門性の高い能力を培うために教職大学院が設立されることとなりました。

カリキュラムの概要

また、養成の対象は大学を卒業して、そのまま大学院に進学する学生だけでなく、現場で活躍している教員の方も対象となっています。

それに応じて、大学院で一般的に修士課程を修了するには最低二年必要ですが、教職大学院は修士課程を修了するのが長期化せざるを得ない人向けの最低三年を要する長期履修制度や、仕事をしている人向けの大学院もあります。

修士課程と博士課程の違い

修士課程と博士課程はどちらも専門的な学術的研究ですが、範囲が異なっているため、修了までに要する時間も異なってきます。

①修士課程

大学を卒業し、大学院に進学した学生はまずは修士課程からとなっており、最短で二年で修了できます。

最短で二年で修了できる一方で、四年間年かけて修了する学生が多かったり、分野としては、留学を要するもので三年かかるの場合があるなど様々です。

また、修了するには文系、理系問わず、「修士論文」の提出が必要となりますが、修士課程は論文を書く際に担当教官が指導するので、そこでしっかりした論文を書くことができればまず大丈夫です。

しかし、大学院によっては理系の場合、ペーパーテストを課すところもあり、不合格になると留年しなければならないというケースもあることから、理系のほうが文系より厳しいといえます。

②博士課程

修士課程を修了した学生は博士課程に進むことが許されます。

博士課程は最短三年の時間が修了するのに必要ですが、在籍可能期間を全て使って修了する人も多いです。

また、研究対象によっては海外の大学院に留学する必要性も出てくることもあるので履修まで長期化することがあります。

博士課程を修了するためには、修士課程同様に論文を提出する必要があるのですが、修士課程のときと違って指導してくれる教官はおらず、既に研究者の一人として扱われているので自分一人で論文を書く必要があります。

各教職大学院の特徴

いくつかの教職大学院の特徴や学び方などを紹介したいと思います。

①大阪教育大学連合教職大学院

こちらの大学院は、現役教員を対象にしたスクールリーダーシップコース、現役教員及び、新に大学院に入学した学生を対象にした、援助ニーズ教育実践コース、教育実践力コース、特別支援教育コースの四つのコースがあります。

長期履修制度や、コースによっては夜間開講されているコースもあります。

②茨城大学大学院

茨城大学大学院の教育学科の教育実践高度化の専攻が教職大学院で、三つのコースを選ぶことが出来ます。

三つのコースには、現役教員を対象にしている、学校運営コース、現役教員及び、新規入学した人を対象にした、教育方法開発コース、児童生徒支援コースがあります。

また、長期履修制度も用意されています。

③鳴門教育大学大学院

鳴門教育大学大学院には、二つの系に合計八つのコースがあります。

一つには言語・社会系教科実践高度化コース、自然・生活系教科実践高度化コース、芸術・体育系教科実践高度化コースの三つのコースがあります。

もう一つには、子ども発達支援コース、学校づくりマネジメントコース、生徒指導コース、学習指導力開発コース、教員養成特別コースの五つのコースで成り立っています。

こちらの大学院にも長期履修制度が導入されています。

まとめ

プロフェッショナルな教員を養成する目的に特化した大学院だけあって、現役教員の方に配慮された仕組みになっているので、教職大学院への進学を考えている方にとってそちらの面で安心できますので、さらに教育を専門的に学びたい方は進学を考えてみてはいかがでしょうか。

また、こちらの記事では残念ながら紹介できませんでしたが、こちらのページで他にも多くの教職大学が纏められていますので、興味がある方は参考にしてください。

 

 

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